• お知らせ
  • 「第9回金沢大学設計製造技術研究所シンポジウム」開催のご案内

お知らせ

「第9回金沢大学設計製造技術研究所シンポジウム」開催のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃は本研究所の活動に多大なご支援・ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

第9回目のシンポジウムを下記のように企画致しました。
今回も本学での対面とWEBによるライブ配信のハイブリッド形式にて行います。
奮ってご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

敬具

《2023年度 第9回金沢大学設計製造技術研究所シンポジウム》

形式

対面とZoomによるハイブリッド形式

日時

2024年 3月25日 (月) 13時から17時まで

場所

金沢大学角間キャンパス 自然科学本館3階 遠隔講義室
※会場の定員:30名

言語

英語およびZoom機能の自動翻訳機能による日本語

次第

13:30 開催の挨拶 中村 慎一 金沢大学理事(研究・社会共創・大学院支援担当)/副学長
◆第一部
13:05~13:55

講師:ヒラノテクシード 執行役員 津田 武明 氏
題目:『塗布流れ解析の進歩と展望』
概要:コーティングプロセスは、エレクトロニクス、光学素子、エネルギー貯蔵などの製造のための薄膜作成に広く使用されている。最近では、世界的なメガ市場であるEVの電池製造にもその利点が生かされている。これまでの歴史が示すように、コーティングの進歩は理論的アプローチ、特にコーティング流動解析なしには達成できなかった。本講演では、コーティング流動解析の進歩と展望に焦点を当てたい。

14:05~14:55

講師:プロダクトイノベーション協会 主任研究員 辰巳 怜 氏
題目:『微粒子分散液の塗布乾燥の微視的数値シミュレーション』
概要:粒子分散液の塗布・乾燥による機能材料の作製プロセスの制御には、粒子分散液の特異な流動・乾燥挙動の理解が不可欠である。流体中の粒子運動を解析する微視的な数値シミュレーションを用いて得てきた知見を解説する。

14:55~15:05 休憩
◆第二部
15:05~15:55

講師:京都大学化学研究所 助教 佐藤 健 氏
題目:『新しいプロセス設計の実現に向けた複雑流体のマルチスケールシミュレーション』
概要:高分子流体を始めとする複雑流体は、流体を構成する要素のサイズが大きく、ミクロ・メソ・マクロスケールの時空間的な階層性を持つ。このような流体の流動挙動を予測および理解し、合理的に化学プロセスを設計するためには、異なる階層間を連携するマルチスケールシミュレーションの考え方が有効である。本講演では、近年盛んに研究されているデータ駆動の方法にも触れつつ、高分子流体のマルチスケールシミュレーション法の研究を紹介する。

16:05~16:55

講師:金沢大学設計製造技術研究所 准教授 吉元 健治
題目:『相分離を用いた次世代高分子材料・プロセスのデジタル設計』
概要:半導体製造プロセスに用いられる「ブロックコポリマーの誘導自己組織化(DSA)」及び高分子分離膜の代表的な製法である「非溶媒誘起相分離(NIPS)」を対象に、これまで実施したシミュレーションによる相分離構造の予測と制御について紹介する。

16:55 閉会の挨拶 喜成 年泰 設計製造技術研究所 所長

申込み方法

①グーグルフォームまたは②QRコードにてお申し込みください。
Webアクセス先を事前連絡する必要がありますので、受付は3月20日(水)までとさせていただきます。
Webアクセス先は3月22日(金)を目途にメールでご連絡いたします。

①グーグルフォーム
https://forms.gle/m8G6tGh5tY7Tpstz6
*ホームページ:シンポジウム案内記事にある【お申込みフォーム】からもお申し込みいただけます。
http://amti.w3.kanazawa-u.ac.jp/

②QRコード
下部に掲載のチラシ案内にQRコードがございます。そちらからお申し込みください。

申込み・問い合わせ先:
 金沢大学 理工研究域フロンティア工学系
 教授 瀧健太郎
 〒920-1192 石川県金沢市角間町
 TEL: 076-264-6257および080-8691-9760
 E-mail: taki@se.kanazawa-u.ac.jp