特別セミナー

第19回 特別セミナー実施報告

1.開催日

令和3年12月15日(水) 14:00~16:45

2.場所

津田駒工業株式会社 本社工場 (石川県金沢市野町5丁目18番18号)

3.特別セミナープログラム

①工場見学   14:00~15:30
  津田駒工業株式会社 TRI(ツダコマ・ロボティック・インテグレーション)設備見学
  挨拶、会社紹介、TRIの説明
  工場案内(2班に分かれて見学)
  質疑、謝辞

②特別セミナー 15:45~16:45
  講演1 演題 : 「組み立て作業のためのシステムインテグレーションと
           機械学習に基づくロボット動作自動生成」
      講師 : 理工研究域フロンティア工学系 准教授 辻 徳生 氏
  講演2 演題 : 「柔らかさを活用した劣駆動ロボットハンドの開発」
      講師 : 理工研究域フロンティア工学系 助教 西村 斉寛 氏

4.参加状況

25名(協力会 8社18名、学内教員 3名、O-FSSI関係者 4名)

5.概要

 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、約2年ぶりの特別セミナー開催となりました。今回は津田駒工業株式会社様に訪問し、取締役コンポジット機械事業統括の坂井様から会社概要とTRI(ツダコマ・ロボティック・インテグレーション)の紹介をしていただいた後、2班に分かれて本社内のショールームやTRIの設備等を見学させていただきました。ショールーム内では、津田駒工業株式会社の世界トップクラスの性能を誇る最新のジェットルーム等を見せていただきました。工場では、フレームカバー加工ライン、中物多品種加工ライン等をはじめ、様々な設備が実際に稼働しているところを見学させていただきました。
  工場見学をした後、金沢大学の研究者2名より研究の紹介が行われました。理工研究域フロンティア工学系の辻徳生准教授からは「組み立て作業のためのシステムインテグレーションと機械学習に基づくロボット動作自動生成」、同じく理工研究域フロンティア工学系の西村斉寛助教からは「柔らかさを活用した劣駆動ロボットハンドの開発」の研究について紹介がありました。
  協力会としては久しぶりの対面でのイベント開催となりましたが、見学中にも終了後にも参加者からの質疑が多くあり、特別セミナー終了後のアンケートでも好意的な声が多く寄せられました。

当日の写真


ご挨拶(取締役 工作機械関連事業統括 大森様)

工場見学(津田駒工業株式会社)

特別セミナーの様子

講演1 辻 徳生 准教授

講演2 西村 斉寛 助教

閉会のご挨拶(中 副会長)