令和６年２月２２日（木）　１４：３０～２０：００

施設見学：清水建設株式会社北陸支店（金沢市玉川町５－１５）
セミナー・懇親会：金沢東急ホテル（金沢市香林坊２丁目１−１）

①施設見学　　　１４：３０～１７：００
清水建設株式会社北陸支店施設見学
•会社概要説明
•施設見学
•話題提供
（１）水素蓄電システムにおける直近の取組み事例
　　（支店社屋に組み込んである水素蓄電システムの最新動向）
（２）エンジニアリング事業本部によるスマートファクトリー
　　（これからの生産施設設備について）

②特別セミナー　１７：３０～１８：３０
（１）演題：「廃熱や太陽熱で動く吸着式 CO₂回収装置:
　　　　　　 カーボンニュートラルからネガティブへ」
　　　講師：金沢大学 新学術創成研究機構 教授　児玉 昭雄氏
（２）演題：「軽くて安価なペロブスカイト太陽電池の基礎と新展開
　　　　　　 ～長寿命化技術の発電コストへの影響について～」
　　　講師：金沢大学 ナノマテリアル研究所 教授　當摩 哲也氏

施設見学：２０名（協力会特別会員７社８名、清水建設株式会社関係者４名、金沢大学教職員８名）
セミナー：２４名（協力会特別会員８社１１名、清水建設株式会社関係者4名、金沢大学教職員９名）
懇親会　：２０名（協力会特別会員８社９名、清水建設株式会社関係者２名、金沢大学教職員９名）

　今回の金沢大学産学連携協力会特別セミナーでは、清水建設株式会社北陸支店様を訪問しました。清水建設株式会社北陸支店は2021年に竣工した新しい社屋で、北陸地域で初となるネットZEB（ゼロ・エネルギー・ビル）を実現している社屋です。
今回の施設見学では、再生可能エネルギーの余剰電力を水素に変えて水素吸蔵合金に蓄えたのち、必要に応じて水素を取り出して発電できるシステムである「Hydro Q-BiC」の設備をはじめ、最新テクノロジーと石川県の伝統を融合した特徴的な施設を見学させていただきました。
　施設見学後には会場を移し、特別セミナーとして金沢大学の2名の研究者から研究紹介を行いました。
　特別セミナー後には、懇親会を開催して、協力会特別会員企業の参加者と金沢大学関係者の間で情報交換を行いました。