設立趣意書

21世紀に臨み、今後とも石川県の産業が持続的に発展していくためには、地域独自の資源を活用しながら、新しい付加価値を創造し、国内外の競争に勝つための産業基盤の確立が急務となっています。
金沢大学共同研究センターは、平成7年に設置され、大学の研究成果を地元産業に還元する産学連携の中心的な役割を果たしてこられました。
技術の高度化、新たな商品開発など地元産業界が直面している多くの課題に対処していくためには、金沢大学共同研究センターのリエゾン機能を最大限活用することが大変有効であります。
そこで金沢大学と地域の産業界が地に足のついた産学連携と相互の日常的な交流をいっそう進めていくことをめざした『金沢大学共同研究センター協力会』を設立したいと考えます。
つきましては、以上の趣旨をご理解いただき、本会の設立に向けてご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成13年4月
金沢大学共同研究センター協力会設立発起人一同
梅田 俊彦 石川県医師会会長 宮 太郎 石川県商工会議所連合会会頭
澁谷 弘利 石川県鉄工機電協会会長 深山 彬 石川県銀行協会理事会長
澁谷 亮治 金沢経済同友会代表幹事 森岡 吉男 石川県ニュービジネス創造化協会会長
谷本 大 石川県商工会連合会会長 安田 隆明 石川県中小企業団体中央会会長
谷本 正憲 石川県知事 山田 圭蔵 北陸経済連合会会長
丹後 清 石川県繊維協会会長 山出 保 石川県市長会会長
土中 幸雄 石川県農業協同組合中央会会長 山本 勝美 石川県食品協会会長
徳久 和夫 石川県薬剤師会会長 林 勇二郎 金沢大学長
福光 博 石川県デザインセンター理事長 廣瀬 幸雄 金沢大学共同研究センター長
細野 昭雄 石川県情報システム工業会会長    
(順不同、敬称略)
(役職は設立当時)

共同研究センターは、平成20年4月に知的財産本部、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーなどと統合して「イノベーション創成センター」に組織変更しました。
その後、イノベーション創成センターは、平成24年4月にフロンティアサイエンス機構と統合して「先端科学・イノベーション推進機構」に組織変更しました。さらに、平成31年2月1日に地域連携推進センターと統合して「先端科学・社会共創推進機構」に組織変更し、現在に至っています。